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言語聴覚士による小児リハビリテーション②【機能性構音障害】

コラム

前回は「機能性構音障害」について紹介しました。
今回は当院で実施している機能性構音障害の小児リハビリテーション開始までの流れを紹介します。
お子さんの言葉に対する相談は、一度来院して頂き「どの言葉で間違ってしまうのか」「いつから間違いに気が付いたか」等、現在の言葉に対する情報収集や生育歴、家庭や保育園や幼稚園での様子等の確認を行います。
併せて、現在の言葉の状態(どういう時にどのような間違い方をするか)を把握し、訓練適応の判断と適切な訓練計画の立案の為の構音検査、構音障害と直接結びつく原因がないかの確認の為の発声発語器官(口唇や舌、頬等の言葉を話す為に必要な器官)検査、言語発達や運動面の検査を実施します。
訓練適応があると判断され、お子さん、御家族のリハビリテーション開始の意向確認後、小児科で診療情報提供書を作成して頂き、診療情報提供書を持参し再度当院受診、リハビリテーション開始となります。尚、初回の受診日についてはお問い合わせ下さい。
他院で既にリハビリテーションを実施している場合は、当院の地域連携室にご連絡ください。継続して青雲会病院でリハビリテーション実施することも可能です。
お子さんの言葉についての気になること、小児リハビリテーション開始を検討されている場合はお気軽にご相談下さい。

リハビリテーション部 言語聴覚士 主任 國生

小児リハの流れ


 

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