ひとりの患者さんに、様々な職種の専門家たちが連携し、治療やサポートを進める「チーム医療」の実践が広がっています。
チーム医療とは、ひとりの患者さんに対し、関係する専門職が医師と平面的立場(コメディカル)で、的確な役割分担と連携で主体的にかかわることで、専門性を発揮し、医療の質を高め安全を確保します。また、チームワークを築いて、患者さんの多様なニーズに応えることで、患者さんの満足度が高まり、よりよい医療を実現することにもつながります。
- リハビリテーションチーム:日常生活をスムーズに過ごせるよう、コツとポイントを指導します
- 感染症対策チーム:病院内で感染症の発生防止に全力をあげます
- 褥瘡管理チーム:床ずれができないよう予防し、できたら治療します
- 栄養サポートチーム:適切な食事を用意し、患者さんを早く元気にします
- 摂食・嚥下チーム:食事中の噛む、飲み込むなどの不自由さを、リハビリで改善します
- 医療安全管理チーム:病院の安全体制の確立に取り組みます
- 呼吸ケアサポートチーム:呼吸がうまくできるよう、患者さんのつらさを改善します