ホーム > レポート > 青雲会の伝統について 理事長 川井田浩

青雲会の伝統について 理事長 川井田浩

レポート

青雲会は1980年川井田病院として31床で発足。1991年青雲病院と名称変更。136床に増床。2008年青雲会病院と再度名称変更し、現在地に新築移転。2015年社会医療法人になりました。この間、いろんなことを掲げて組織の活性化を計ってきましたが、それが現在では青雲会の伝統として根付いてきております。

川井田病院~青雲病院時代は、
①何か世の為人の為の理念のもとに救急医療を行う
②毎朝、朝礼を行う
③タバコを吸わせない、便臭をさせない
④将来の展望をしっかり抱く
を病院運営の基本としておりました。

2008年青雲会病院として現在地に移転してから、新たに次の4項目を追加しました。
創業時からの続き番号で表しますと、
⑤接遇
⑥5S活動
⑦残業ゼロ目標
⑧国旗・青雲旗の掲揚
などです。

①から順に説明致します。
何か世の為人の為とは、我々は皆自分の為に仕事をしているわけですが、そこに100%でなくてもいいから10%でも20%でも人の役に立とう、人を助けようという精神で仕事をしよう。即ち人が一番困っている時、助けて欲しい時、何とかして助けてあげて、人の役に立とうと言う意味です。その様な思いが一番発揮できるのが救急医療であると考えているわけです。

②朝礼は青雲会病院になってからは週一回にしましたが、必ずパワーポイントを用いて、全職員が交代で「私の夢」というタイトルで発表を行っています。全職員が1週間に一度は一同に会して挨拶をするのが目的ですが、人前で話す訓練をして貰う事も目的としております。職員の皆さんのお話が大変上手になっており嬉しい限りです。

③喫煙は医療の環境には相応しくないと考えていますので、病院の敷地内禁煙を徹底させています。入院時に、入院中に喫煙した方は即刻退院する旨の誓約書にサインをして貰うことにしています。職員にも入職時に自宅を含めた院内外における喫煙の厳禁、もし違約の場合は退職することを書面にて確約してもらっています。これにより沢山の職員が退職しましたが、喫煙は駄目という伝統が出来ました。また便臭は論外の事として、便臭がした時は即ぐにオムツ交換、消臭液の散布を心懸けています。お蔭で非常に良い環境が保たれていると自画自賛しています。

④将来の展望については川井田病院31床の時代から、救急医療を充実させるためには、規模拡大が欠かせない事を常々職員に朝礼で語っていました。青雲病院136床になってからは、現在地での今後の発展は望めないので広い土地(青雲会病院になってからの現在地は1万7千坪)に移転し、青雲タウンを作ると広言していました。青雲会病院になった現在では2030年には今の病院を壊して駐車場にし、今の駐車場に2030年代以降に相応しい病院新築を行うと、言いだしています。(100歳までゴルフをするつもりでいますので。)組織は将来の展望を常に持ち続けることが重要と考えています。

⑤接遇への取組みは、「新しい皮袋には新しい酒を」を合言葉に、2005年から取り組みました。職員の一人を接遇インストラクターに仕立て上げ、その人を中心に接遇実行委員会を立ち上げ、全職員を小グループに分けて接遇の訓練を行って、「めげずに100回」を基本として、言葉使い、挨拶、立ち居振る舞いをロールプレイングを織り交ぜながら倦まず弛まず続けています。

⑥5S活動(整理・整頓・清潔・清掃・躾け)を行うことにより、各部署の整理整頓が著しく向上し、外注の清掃業者に依存するのではなく、自分たちも清掃を行うという風潮が作られてきております。挨拶については外来者に対してや、職員相互間の挨拶が目に見えて向上しました。また全ての会議は30分以内とし、各所属間の5S活動コンテストを毎年行い、時間のロスを金額に換算して発表しています。

⑦残業ゼロは今はやりのワークライフバランスをとる事であり、残業は能力不足であるという風土にしようとしています。このためには各部署の所属長が率先して5時半の終業時には帰る事になっています。救急病院である事を勘案しますと、100%の実現は困難ですが、職場の環境が残業ゼロに向かっていますので、大きく改善されている事は間違いない様です。

⑧国旗・青雲旗の掲揚
基本的には雨天、台風等の自然条件の悪化以外は毎日掲揚して、日本国民として、青雲会の職員としての誇りを現わしています。

以上、この8項目が青雲会の伝統として芽吹き、定着してきています。思えば36年の年月を経て培われたものですが、人生は壮大なマンネリズムであり、同じことの繰り返しをする中にいろんな知識が得られると私は考えています。「人生に無駄な事は何も無い」、「耐えろ、鍛えろ、夢を持て」青雲会に入職した事で職員の一人一人が職場に誇りを持ち、誇りのある人生を送られる事が青雲会の一番の伝統となる事を期待している次第です。


平成28年1月 社会医療法人青雲会 理事長 川井田 浩

| 一覧 |

このページの先頭へ