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理事長挨拶

令和5年 理事長念頭所感より

年頭所感

コロナが蔓延してから、早や3年経ちましたが、昨年もコロナに翻弄された1年でした。発熱外来、コロナ入院患者受け入れ、ワクチン接種などのコロナ対応を行いましたが、残念ながら当院でもクラスターが時を置いて2回発生しました。入院患者や職員が感染し、さらに濃厚接触者として多くの職員が自宅待機となり、急激な職員不足に陥りました。救急車や入院患者の受け入れ、及び手術の停止を余儀なくされ、病院運営に深刻な支障をきたしました。

この間、残った職員はお互い助け合い、数少ない人員をやりくりし、「何か世の為 人の為」の理念のとおり休職中の全員の現場復帰まで一生懸命働き、何とか危機を乗り越えてくれました。
頑張ってくれた方々には心からありがとうと、感謝の意を表したいと思います。
昨年の青雲会は、「青雲会は社会貢献のための組織である」を総合目標に掲げましたが、皆さんが、まさにこの事を体現してくれました。素晴らしい組織であると誇りに思います。

過去に経験した事がない事を経験し、貴重な人生体験を得る事が出来ました。望まない経験をする事が経験であって、楽な事ばかりをやっているのは、経験とは言えません。人の助けになるか、誰かの役に立つことが、この組織をさらに飛躍させる原動力になると思います。

「人生に無駄なことは何もない」

ピーター・ドラッカーは、「企業は一夜にして消滅する」社会と経済が必要とし有用な仕事をしているとみなす限り存続するが、現状維持ではやがて衰退していく。「社会の変化を機会として、とらえる事が大事」という。青雲会にもピッタリあてはまる考え方であると思います。
青雲会は、利益は重要であるが、利益追求が目的ではありません。社会貢献が目的であり、信頼されなければ存在価値はありません。しっかり自信を持って仕事に打ち込み、多くの人に信頼される組織にしましょう。

自信を持っている人は輝いてみえます。
自信が誇りをもたらしてくれます。

ただ生きるのではなく、いかに良く生きるかが皆さんにとって満たされた人生になると思います。
今年一年はさらに仕事に尽力し、自信と誇りを持って満ち足りた人生にしていきましょう。

年頭所感 令和5年1月4日
理事長 川井田 浩

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