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回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟は、病状が安定し始めた患者さんに対して、集中的なリハビリテーションと、退院後の日常生活を念頭に置いた入院生活を提供し、運動機能回復や日常生活動作の再獲得、介護負担の軽減を図り、早期の自宅退院を目指す病棟です。一般病棟と比べて生活における活動量が多く設定されており、またそれを安全に実現するために、病棟とリハビリテーション部門のきめの細かい連携が図られております。


特色1:365日体制で行われる、一日2時間以上の充実したリハビリテーション

特色2:患者さんの活動量を増やす、様々な取り組み

  • 起床時と就寝時における着替え

当病棟においては、起床時と就寝時には必ず着替えを行い、生活リズムを退院後の日常生活に近づける練習をします。お一人で着替えを行うことができない方も、スタッフが協力しますので、ご安心ください。

起床・就寝時の着替え

起床・就寝時の着替え


  • 食堂での食事

毎日3食の食事は、食堂で提供いたします。食堂に毎日通うことで、歩く時間を確保できます。そして、周囲の方とコミュニケーションを取りながら食事をすることは、良い刺激になります。また、食事の時間は大切なリハビリテーションの時間でもあります。座る姿勢や手に問題があり、上手に食事を取れない患者さんには、理学療法士や作業療法士が介助に入り、嚥下や咀嚼に問題がある患者さんには、言語聴覚士や看護師が介助に入ることがあります。

回復期病棟の食堂

食堂での食事


  • 自主訓練

病棟生活はリハビリの時間だけでは不活動な時間が多いため、患者に合わせた過ごし方を検討し、作業活動や自主訓練も提供しています。

作業活動、自主訓練による作品

作業活動、自主訓練による作品

 

 


特色3:回復期病棟における患者さんの入院生活の一例

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特色4:入院生活を支援する、各職種担当者の設定と、チームアプローチの徹底

  • 多職種が参加する回復期病棟会

医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そしてメディカルソーシャルワーカーなどの多職種が連携できる体制を整えております。安心・安全・高効率の入院生活を実現するため、他部門におけるきめ細かい情報共有とスタッフ教育に努めております。

多職種が参加する回復期病棟会議

多職種が参加する病棟会

 

 


  • リハビリと担当看護師との連携

回復期リハビリテーション病棟では、運動量が増える分、安全面においては他部門との連携がより重要になります。患者さん一人一人に主治医、リハビリテーションスタッフ、そして看護師の担当が決められ、安全で安心のリハビリテーションが提供できるように、随時、情報交換を行っています。

リハビリと担当看護師との連携

担当間での情報交換

 

 


  • 病棟全体で行われる合同学習会

回復過程によって日々変化する心身機能を、病棟全体で共有することで、リハビリテーションと病棟生活とに差がでないようにしています。患者さんの個別性に合った病棟生活を提供できるよう、患者さんにも実際に参加して頂くこともあります。毎週火曜日に実施されており、該当する患者さんのご家族も参加可能です。

合同勉強会・実技カンファレンスの様子

病棟での合同学習会

 

 

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